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  Multi Lingual Internet Mail Magazine

  jp-Swiss-journal  Vol. 187 June 26, 2019 (Swiss Time)

   http://www.swissjapanwatcher.ch/
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目次 / INDEX / INHALTSVERZEICHNIS

 

 J

2019519国民投票の結果とスイスが独立を維持できる理由

 

                          明子 ヒューリマン

 

 

 

E

The Results of the Popular Vote on May 19, 2019 and

The Reasons, why Switzerland can maintain its Independence

 

                  Akiko Huerlimann

 

 

□━━━━━━━━━━━━━【 日本語 】━━━━━━━━━━━━━

 

 【J 2019519日国民投票の結果とスイスが独立を維持できる理由

 

                    明子 ヒューリマン

 

 

1. 税制改革と国民年金改革:

 

結果は賛成66.4%、反対33.6%、そして全てのカントンでも賛成多数で、国民

から圧倒的な賛同を得た。 *1) 投票率も42.7%とまずまずの数字だった。し

かし反対の意思表示をした有権者が3分の1もいた事は無視出来ない数字では

ある。

 

税制改革について2019521日付ターゲス・アンツァイガー紙は、UBSのエ

コノミストの分析、「誰が勝って、誰が負けるか」を掲載した。*2)カント

ンの競争力を高める企業誘致に低い税率は重要な要素ながら、賃金や家賃水

準等会社の総費用も重要になる。他にも、経済構造、イノベーションのレベ

ル、人的資本(教育と能力のレベル)、労働市場、アクセシビリティ、地域

集積度、インフラ整備、財政等の事情が勘案される。こうした優位な立地条

件は一朝一夕に築く事は出来ない。

 

又、年金に関しては、2019618日付ターゲス・アンツァイガー紙は、

「国民のほぼ4分の3が、将来年金支給額が減額される恐れを抱いている」、

というスイス保険協会による「セキュリティー・モニター」の発表を報じ

た。 *3) 女性の年金受給年齢引き上げ論はほぼ既定路線の様な論調が多い。

しかし先ず、異常と言える高額な健康保険料にメスを入れる必要があると思

う。本当にこれで良いのか今一度財源の検証が必要だ。

 

2. EUの武器指令修正の実施

 

結果はこの議案も、賛成63.7%、反対36.3%で承認された。 *4) 投票率も

43.3% とまずまずの数字だった。しかし、全てのカントンが賛成多数の中、

ティチーノだけが反対54.5%、投票率も全国平均を上回る46.3%で反対の意思

表示をした。主な理由として言及されたのは、ティチーノは狩猟人口が多く、

伝統的に反EUSRFは報じた。 *5) シェンゲン協定はティチーノにとって有

利なだけという訳ではなく、多くの小さな国境が閉鎖され、そうした地元住

民には不利だった。イタリアから越境してくる人、物、金で常に揺さぶられ

てきた少数派のカントンで、自主独立の気概が旺盛なスイスの中でも際立っ

ているカントンだ。

 

今回の圧倒的な賛成の結果に、「今回の議案に関しては、ひと先ず抵抗はこ

の辺で止めておこう」、というような選挙民の或る種の諦めが感じられた気

がする。

 

今でもスイスが独立を維持できている事は奇跡と言われているが、スイスが

これまで独立を維持してこれた要因を考えてみた。

 

何よりも先ず、国民の断固たる自主独立の精神にあると思う。他人の意見に

安易に迎合しない姿勢が日常的に伺える。日本の同調圧力とは対極にある意

識だ。ドイツ語圏の多様な方言が堅持されているのは、多民族国家故に言語

で結束を意図しているからのように思える。但し、仏語圏やイタリア語圏で

はドイツ語圏程明確な方言は無いと言われているが、フランス語と混じった

り、イタリア語と混じったりはあるようだ。

 

スイス連邦が成立したのは1848年。戦乱と宗教改革の後、構成員の強い意志

で成立した連邦国家であることから、単一民族ではないが故の危機意識が国

の根幹にあるようだ。*6) 因みに、スイスの「民間防衛」は「自然災害に重

きをおく危機管理対策に変化しており、国道を有事に滑走路へ活用する計画

も訓練も既に廃止されている。」とウィキペディアに書かれている。 *7

 

スイスの「永世中立」 *8) も国際的な建前といえるもので、これを実効あ

るものとして維持するには、常時並々ならぬ努力が不可欠なのが実情だ。未

だに、EUや米国等の強国から絶え間無く圧力が加えられている。現在喫緊の

課題として議論沸騰しているのはEUとの「枠組み協定」だ。 *9) スイスが

EUの域内制度を受け入れなければ、 EU委員会はスイスの証券取引市場を欧

州市場から排除すると脅している。もし現実になれば、スイスの金融市場の

弱体化は必至と言われている。米国、英国、香港やシンガポールの市場はEU

域外でありながら恒久的に同等の地位を与えられている。しかし、隣国スイ

スに対して突如突きつけたスイス証券取引市場の排除は政治的な嫌がらせ以

外の何物でもない。

 

そのような外国の介入に対抗する為の周到な仕組みとして、政治権力の集中

を極力排除するよう周到に出来ている。代表例は連邦政府の「マジック・フ

ォーミュラ」だ。 *10) 間接民主制である議会民主制の他に、最後の砦とし

て直接民主制となる「国民投票」 *11) で最終的な決着が図られる。これが

対外的にも重要な大義名分と看做されている。現在国の最高執行機関に女性

閣僚が7人中3人いる。*12) つい最近まで4人が女性だった時期もある。今年

10月に予定されている連邦議員選挙の結果次第では、このマジックフォーミ

ュラの勢力図が変わる可能性が指摘されている。

 

今年614日「全国女性のストライキ」が賑々しく、平和的に開催された。

*13) 人口800万人規模の国で、50万人の人々が参加したと言われている。男

女の賃金格差解消、女性の指導的地位の割合を増やす、父親の育児休業改善、

セクハラ排除他、本格的な男女同権を求めた。彼女達の票を無視出来ない事

態に気付いたメディアは、女性の声を頻繁に取り上げるようになった。

 

気候変動に対応する要求の急速な高まりに対して、既成政党の対応が遅れて

きた。既存の中道保守の政府にも変化の兆しが取沙汰されている。今春各地

の州議会選挙で、気候変動への実効ある対応を強く求める「緑の党」*14)

や「グリーン・リヴェラル」 *15) への支持が目に見えて増した。、主要政

党の一角を占めてきたCVP(キリスト教民主党)*16) の地位を脅かす事態に

なってきたと言われている。

 

スイス女性は逞しく、しっかり者のお母さんタイプが多く、控えめな人であ

っても物怖じするする人に出会った覚えが無い。社会で女性の存在が大きけ

れば民意も比例して重みを増す。女性が目を光らせている国は、外国の介入

を一層困難にする。女性の力が本格的に発揮されるなら、スイスの独立はよ

り強固になる筈だ。

 

国防の重要課題が現在検討されている。最近スイス軍のジェット戦闘機の購

入が検討され候補となった航空機のテスト飛行がスイス空軍基地で終了した。

妹姉誌WSNH No. 828 でも伝えたように、米ロッキード・マーティン社製

F-35A」も候補だ。ところが最近、日本の自衛隊ベテランパイロットが操

縦する米国製の最新鋭ジェット戦闘機F35が墜落した。そればかりか重大欠

陥が数多くあると沖縄タイムスが報じた。*17) 米国製か隣国製(フランス

製かドイツ製)か決める段階なのだが、いずれにせよ、コレラかペストかの

選択だ。

 

620日、イランが米国の無人偵察機を領空内で撃墜したというニュースが

伝えられた。これで有人戦闘機の必要性の根拠が無いと分かった。オバマ政

権時代無人機による攻撃はブッシュ政権の時代より遙かに多かったと言われ

ている。米軍兵士はテレビ・ゲームでもするように、動く標的めがけて爆弾

を落として無差別に人々を殺傷した。

 

ジェット戦闘機の購入総額は80億スイスフラン規模と言われている。巨費を

投じて外国製の有人ジェット戦闘機を購入する代わりに、自国で無人機を製

造して防空警備をした方が良いと思う。イランがその可能性を証明してくれ

た。スイスではドローン研究が熱心に進められているのだから、政府が研究

者にこの費用を研究資金に提供するなら、彼等は勇んで研究に励むことだろ

う。ジェット戦闘機の購入・訓練・維持管理の費用は継続するので、この費

用を公的年金に振り分けるのが合理的だ。独立維持の観点からも、外国に依

存する防衛装備は減らす方向に舵を切るべきであろう。

 

 

【 参照 】

 

*1) 「税制改革と国民年金改革」の結果:

https://www.bk.admin.ch/ch/d/pore/va/20190519/det627.html

*2) 「誰が勝って、誰が負けるか」:

https://www.tagesanzeiger.ch/wirtschaft/konjunktur/nach-steuervorlage-wer-gewinnt-wer-verliert/story/29361951

*3) スイス保険協会による「セキュリティー・モニター」:

https://www.svv.ch/de/newsroom/svv-sicherheitsmonitor-2019-mehrheit-der-bevoelkerung-erwartet-sinkende-renten

*4) EUの武器指令修正の実施」の結果:

https://www.bk.admin.ch/ch/d/pore/va/20190519/det628.html

*5) ティチーノの反EU:

https://www.srf.ch/sendungen/die-woche-in-tessin-und-romandie/anti-eu-stimmung-im-tessin-und-event-ueberdosis-in-romandie

*6) スイスの歴史:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

*7) 民間防衛;スイス:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E9%96%93%E9%98%B2%E8%A1%9B

*8) 永世中立国/Permanently Neutral State

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E4%B8%96%E4%B8%AD%E7%AB%8B%E5%9B%BD

*9) スイスとEUの「枠組み協定」

Was Sie !)ber das Rahmenabkommen mit der EU wissen m!)ssen:

https://www.nzz.ch/schweiz/schweiz-eu-was-sie-ueber-das-rahmenabkommen-wissen-muessen-ld.1358995

*10) マジック・フォーミュラー:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BC

*11) スイスの国民投票:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E6%8A%95%E7%A5%A8#%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9

*12) スイス連邦政府: https://www.admin.ch/gov/de/start.html

https://www.admin.ch/gov/en/start.html

*13) 2019 Swiss women's strike:

https://en.wikipedia.org/wiki/2019_Swiss_women%27s_strike

*14) 緑の党:

https://www.parlament.ch/de/organe/fraktionen/gruene-fraktion

*15) Green Liberal Party of Switzerland:

https://en.wikipedia.org/wiki/Green_Liberal_Party_of_Switzerland

*16) CVPhttps://www.parlament.ch/de/organe/fraktionen/cvp-fraktion

*17) ステルス戦闘機F35に「13の重大欠陥」と沖縄タイムス!

http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/350.html

 

) 連邦議会会派の省略名/Abk!)rzungen der Fraktionen:

https://www.parlament.ch/de/%C3%BCber-das-parlament/parlamentsw%C3%B6rterbuch/abkuerzungen

 

 

【 編集後記 】

 

猛暑が来るという天気予報に、追い立てられるようにメルマガを仕上げた。

今年1020日には連邦議員選挙が予定されているので、メディアの報道は

そちらにシフト中。それまでは国民投票も無し。恐る恐る迎える夏ながら、

それでも楽しもう。

 

 

━━━━━━━━━━━━━【 English 】━━━━━━━━━━━━━

 

 

  The Results of the Popular Vote on May 19, 2019 and

  The Reasons, why Switzerland can maintain its Independence

 

                    Akiko Huerlimann

 

 

1. Federal Act on Tax Reform and OASI (Old Age and Survivors'

Insurance Funding: *1)

 

The bill was accepted with an overwhelming majority of 66.4%.

Against it voted only 33.6%; all Cantons approved the bill too. The

average turnout of voters was at 42.7%; which is also pretty fair.

However, it cannot be ignored that about one third of the voters

said No, meaning they are skeptical about the bill.

 

About the Tax Reform, the newspaper Tages-Anzeiger dated May 21,

2019 reported with the analysis "Who wins, who loses" by Economists

of the bank UBS. *2) Not only low tax rates are an important factor

in attracting companies that enhance Canton's competitiveness, but

also the overall costs for the companies such as wages and rent

levels will be important. Other facts such as the economic

structure, innovation level, human capital (level of education and

ability), labor market, accessibility, regional integration,

infrastructure development, and finance are taken into

consideration too. Such locations advantages cannot be built up

overnight.

 

With regard to Pension, Tages-Anzeiger dated June 18, 2019 reported

about the "Security Monitoring" by "The Swiss Insurance Association"

that "nearly three-quarters of the population are afraid of having

their pension payments likely reduced in the future." *3) The

increase of the pension age for women seems to be nearly an

established policy. But first of all, I think it is necessary to put

a scalpel on the expensive health insurance premiums that can be

called abnormal. It's necessary to verify the financial resources

once again whether this is really all right.

 

2. Implementation of an Amendment to the EU-Weapons Directive

 

The bill was approved by a majority of 63.7% too; only 36.3% voted

"No". *4) The average turnout of voters was at 43.3%, which is also

pretty fair. However, among the majority of Cantons approving the

bill; the Canton of Ticino (TI) alone opposed it with 54.5% "No's".

Here, the turnout of voters was at 46.3%, which exceeded the

national average rate. SRF-Radio reported about the main reasons

why the Ticino said "No"; it has a large number of hunters with a

hunting tradition and is traditionally anti EU. *5) The Schengen

Agreement isn't only favorable to the Ticino because many small

borders crossings were closed, which is disadvantageous to those

locals. It is a minor Canton, which has been constantly shaken by

people, goods and money from Italy, and it is one of the most

prominent among the Swiss Cantons, whose spirit of independence is

strong.

 

As a result of these overwhelming approval, I found that there is

some sort of resignation from the electorate, such as "It's better

to stop resistance for the time being."

 

People say that it is a miracle Switzerland can still maintain its

independence, I thought again about the possible main reasons for

that.

 

First and foremost, I think it is in Swiss people's determined

spirit of independence. I observe the attitude of Swiss people that

they do not easily adopt the opinion of others in everyday life.

It is an awareness that is opposite to Japan's peer pressure. The

adherence on diverse dialects in the German speaking part is

believed to be because people intend to be united in language, as

they are a multi-ethnic nation. However, I have heard that in the

French-speaking and Italian-speaking part, there are no dialects as

clear as in the German-speaking part, but it seems that there are

some mixed dialects with French and some mixed with Italian.

 

The Swiss Federation was established in 1848. The country was

founded as a Federal State with the strong will of its members after

wars and religious reforms; the sense of crisis seems to be at the

root of the country because it is not made up of a single race. *6)

By the way, the "Civil Protection" system of Switzerland is changed

into crisis management measures to put emphasis on natural

disasters, and it plans to use national roads for emergency runways;

trainings have already been abolished, wrote the platform Wikipedia.

*7)

 

Switzerland is a "Permanently Neutral State" *8); it is also a sort

of international prestige, and in order to maintain this

effectively, extraordinary efforts are always necessary. There is

still constant pressure from the USA, EU-countries, etc. Currently

debated as an urgent issue is at the moment the so-called "Framework

Agreement" (Rahmenvertrag) with the EU (European Union). *9) If

Switzerland does not accept the EU-framework system, the EU-

Commission threatens to exclude the Swiss Stock Exchange (SIX) from

the EU-market. If that happens, a weakening of the Swiss Financial

Market is believed to be inevitable. The US, UK, Hong Kong, and

Singapore Stock Exchange were given yet a permanent license by the

EU meaning their Exchange was recognized as equivalent, although

they are located outside of the EU. A sudden exclusion of the

Swiss Stock Exchange (SIX) by the EU-Commision, as a neighboring

country, would be regarded however nothing else than a political

harassment.

 

As a thorough mechanism to counter such foreign interventions,

Switzerland has carefully made it possible, eliminating a

concentration of political power as much as possible. The best

representative example is the so-called "Magic Formula" of the

Federal Government. *10) Besides the parliamentary democracy, which

is an indirect democracy system, a final decision can be made by a

"Popular Vote" (plebiscite) *11) as the last fort. That is an

important external cause to be considered. Currently, three out of

seven federal ministers are women being part of the highest

executive body of the Swiss State. *12) Not long before, even four

women occupied positions in the Federal Government (Bundesrat). It

was pointed out that the power diagram of "Magic Formula" could

change depending on the outcome of the Federal election, scheduled

on October 20 of this year.

 

The "National Women's Strike" of June 14, of this year has passed

lively and peacefully. *13) In a country with a population of 8

million, half a million people are said to have participated at the

rallies. The protesters called for full-scale gender equality, male-

female wage discrepancies were addressed in a resolution, an

increased percentage of leadership positions for women was another

demand, paternity leave improvements, eliminating sexual harassment,

etc. Media realized that women's votes could no longer be ignored

and began to take up the voices of women frequently.

 

The response of the existing political parties has been delayed

whereas the rapid rise in demand to cope with climate change. Signs

of change are also mentioned regarding to the existing center-

conservative Swiss Government. The "Green Party" *14) and "Green

Liberal" (GLP) *15), who urge an effective response to climate

change marked a visible increase in support at Cantonal Parliament

elections this spring. It is said that the situation becomes

threatening with a view to the status of the CVP (Christian-

Democratic Party) *16) who has occupied a major political position

so far.

 

Swiss women are powerful, dependable mother type, and even modest

persons; I've never observed that they are easily intimidated. If

the presence of women in society is remarkable, the will of the

people will also increase proportionately. Countries, where women

are on the lookout for that's make foreign interventions more

difficult. If women's power is fully demonstrated, Switzerland's

independence will be stronger.

 

Important issues of defence are currently being considered. Recently

a series of test flights by foreign aircraft companies, which are

part of the evaluation for the purchase of the next Swiss fighter

jet plane, have been completed at a Swiss Air Force Base. As yet

mentioned in our sister mail magazine "WSNH" No. 828, US-Lockheed

Martin F-35 is also one of the candidate. However, recently, the

latest model of the US-made jet fighter F-35 crashed, when it was

operated by a veteran Japanese Self-Defense Force (JSDF) Pilot.

Furthermore, the "Okinawa Times" reported about many serious defects

of the F-35 US-jet fighter. *17) The aircraft is also in the

decision making process; whether it will be an US-made aircraft or

an aircraft made by a neighboring country (France or Germany),

anyway, that is a choice between cholera or plague.

 

On June 20, it was reported that Iran shot down an US-UAV in

Iranian airspace. An "UAV" is an unmanned aerial vehicle, commonly

known as drone. This incident proved that the need for manned

fighters is baseless. It's said that US-drones attacked much more

during the Obama-administration than in the Bush-administration.

US-soldiers, as if they played Video games, dropped bombs on moving

targets killing people indiscriminately.

 

The total purchase costs for new jet fighters for the Swiss Air

Force is said to amount to Swiss Franc (CHF) 8 billion. Instead of

spending a huge amount of money for buying foreign made manned-jet

fighters, I think the time has come to develop its own drones for

air defense. The drone development is carried out enthusiastically

in Switzerland, if the Government promotes the research with those

costs, researchers will surely challenge such a development. The

costs of purchasing, training, and maintaining jet fighters will

continue, therefore, it would be reasonable to allocate this costs

to the public pension. From the perspective of maintaining

independence, the dependence on foreign defense equipment should be

steered towards a reduction.

 

 

[Reference]

 

*1) die Steuerreform und die AHV-Finanzierung (STAF)

https://www.bk.admin.ch/ch/d/pore/va/20190519/det627.html

*2 After tax reform, Who wins, who loses:

https://www.tagesanzeiger.ch/wirtschaft/konjunktur/nach-steuervorlage-wer-gewinnt-wer-verliert/story/29361951

*3) SVV Sicherheitsmonitor 2019:

https://www.svv.ch/de/newsroom/svv-sicherheitsmonitor-2019-mehrheit-der-bevoelkerung-erwartet-sinkende-renten

*4) zwischen der Schweiz und der EU betreffend die uebernahme der

Richtlinie (EU) zur Aenderung der EU-Waffenrichtlinie

https://www.bk.admin.ch/ch/d/pore/va/20190519/det628.html

*5) Anti-EU-Stimmung im Tessin:

https://www.srf.ch/sendungen/die-woche-in-tessin-und-romandie/anti-eu-stimmung-im-tessin-und-event-ueberdosis-in-romandie

*6) History of Switzerland

https://en.wikipedia.org/wiki/History_of_Switzerland

*7) Civil defense by country, Switzerland

https://en.wikipedia.org/wiki/Civil_defense_by_country#Switzerland

*8) Permanently Neutral State

https://en.wikipedia.org/wiki/Neutral_country

*9) Was Sie ueber das Rahmenabkommen mit der EU wissen muessen:

https://www.nzz.ch/schweiz/schweiz-eu-was-sie-ueber-das-rahmenabkommen-wissen-muessen-ld.1358995

*10) Magic formula https://en.wikipedia.org/wiki/Magic_formula

*11) Direct Democracy

https://www.eda.admin.ch/aboutswitzerland/en/home/politik/uebersicht/direkte-demokratie.html

*12) Swiss Federal Government https://www.admin.ch/gov/en/start.html

*13) 2019 Swiss women's strike:

https://en.wikipedia.org/wiki/2019_Swiss_women%27s_strike

*14) Green Party:

https://www.parlament.ch/de/organe/fraktionen/gruene-fraktion

*15) Green Liberal Party of Switzerland:

https://en.wikipedia.org/wiki/Green_Liberal_Party_of_Switzerland

*16) CVPhttps://www.parlament.ch/de/organe/fraktionen/cvp-fraktion

*17) ステルス戦闘機F35に「13の重大欠陥」と沖縄タイムス!

http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/350.html

) Abkuerzungen der Fraktionen:

https://www.parlament.ch/de/%C3%BCber-das-parlament/parlamentsw%C3%B6rterbuch/abkuerzungen

 

 

[Editor's comment]

 

We finished the e-Mail magazine, goaded by the weather forecast

that a heat wave was on the way this week. Because of the Federal

Parliament elections scheduled for October 20 of this year, the

media coverage has been shifted there. There will be no "Popular

Vote" until then. Even with the fear of the summer, let's enjoy it.

 

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